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2021年3月22日

札幌のサケについて知りたい?「札幌市豊平川さけ科学館」|ワールドネットレンタカー

 

真駒内公園内にある「札幌市豊平川さけ科学館」。

 

札幌の中心を流れる豊平川では、戦後の人口急増による水質の悪化によって、

長い間サケの回帰が途絶えていましたが、

1978年、豊平川に再びサケを戻そうと「カムバックサーモン運動」が起こりました。

 

1979年春、豊平川へのサケ稚魚の放流が再開され、

その稚魚たちは、1981年秋以降、親ザケとして豊平川に帰って来ました。

サケの姿を見た市民からは 「サケのふ化・放流を続けるための市民のふ化場を」、

また「サケについて学習するための施設を」といった声が高まり、

198410月に札幌市豊平川さけ科学館が開館しました。

 

現在では、ふ化放流事業以外にも、サケの仲間や豊平川の淡水魚などを飼育展示し、

サケや豊平川に関するさまざまな情報を発信しています。

 

札幌市民の税金で運営されていますので無料で入場できる施設ですが、

ぜひ一度は立ち寄ってみる価値のある場所です。

 

 

 

真駒内公園に流れる真駒内川。

札幌中心部はいまはほぼ雪はないですが、

ちょっと離れたところでしたら3月でもまだこんなに雪が見れますよ。

札幌市豊平川さけ科学館は真駒内公園内に位置しています。

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案内図

本館、室外かんさつ池、さかな館の順がおすすめです。

 

この建物がさけ科学館です。

公園内にある無料施設にしては立派ですよ。

正面は2尾のサケ稚魚が向かい合ったデザインになっています。

 

中に入りますと、真っ先に展示ホールが現れます。

サケについていろんな内容が説明されています。

 

サケの成長や回遊ルートなども

子供の目線からでも分かりやすく説明されていました。

 

大きさや重さが体験できるサケの実物大模型

思った以上に重くてびっくりでした。

記念撮影のおすすめスポット!

 

受精卵が稚魚になるまで。

シャーレに入っているサケの卵や稚魚は、模型などではありませんでした…

 

 秋ですと札幌市の川で、サケが回帰する姿が見れるかも!

さけ科学館ではさかなウォッチング、採卵実習などのイベントも行っています。

ぜひ機会があれば参加して見てくださいね! 

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飼育展示室

サケの仲間の稚魚を、種類別に水そうで展示しています。

豊平川最上流にすむオショロコマのほか、タイセイヨウサケやレイクトラウト、

カットスロートトラウトなど、日本では珍しい種類も見ることができます。

 

サケ(シロザケ)

いま何歳か、札幌ではどの川で見れるかも説明されています。

 

カラフトマス

やっぱり0歳。時期のせいか、ほとんどふ化されたばっかりの稚魚でしたね。

  

 海外から来た魚もいて、1~3歳までこちらの水槽で見ることができました。

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3歳。しかも雑種!

サクラマスとアメマスから生まれた珍しい魚ですよ。

 

採卵・ふ化室は関係者以外立ち入り禁止ですが

中で作業する姿が見れたり、

採卵実習のイベントが行われたりするそうです。

 

 

地下観察室

季節ごとに展示の内容も変わります。

今から5/5まではサケ稚魚の群泳が見れる!

秋には親ザケを展示するそうです。

 

まるできれいな絵のようです。

  

27,000匹も泳いでいるとは!

もうちょっと大きくなりましたらすべて豊平川に放流するそうですので

いつかまた豊平川を上って戻ってくることが楽しみです!

 

1歳もなると、かなり大きいサイズになります。

いろんな鮭たちが泳いでいて

北海道では放流が禁じられたサケもいます。

 

サケのなかま、全部探せるかな?

 

 2歳のギンザケと、4歳のマスノスケを展示中

 

本当に似ていて、なかなか見分けられないですね… 

 

4歳のサケは…みんな日陰に隠れていましたので

この写真が最善でした…

 

こんなにいろんなサケがいたんだ!

 

5歳のイトウ!

日本の川でいちばん大きくなる魚ですので、泳ぐだけでもかなりの迫力を感じます。

大きさは、大人の腕一本くらい?(もっと大きいかも)

写真ではサイズが伝わらなく残念です。

 

さけ科学館でいちばん長生きしたイトウは21歳だったそうです!!!

 

 

  

ここまで見ると地上に上がる階段があり、

屋外かんさつ池とつながっています。

 

サケはサイズ別?で泳いでいました。

 

サケにエサやりできちゃう!

エサはこの箱ではなく、さっきの本館にあるガチャポンで販売中でした。(売店の横)

 

これですね!

1100円、食べすぎは良くないので、1日の決められた数しか販売してなさそうでした。

 

サケたちのエサ

 

人が近づくと逃げちゃうけど

エサをやるとすごい勢いで集まります!

 

この池にもイトウがいますが

エサはあんまり食べませんでした…(おなかいっぱい?)

 

ビニール袋とカプセルを捨てるはここに捨てましょうね!

 

さかな館

屋外かんさつ池のすぐ隣です。

ここではサケ以外の生物に出会えます。

豊平川や札幌市内で見られる水辺の生き物だそうです。

 

カムルチー

日本でライギョと呼ばれるものは、このカムルチーであることが多いらしいです。

ちなみに北海道で確認されていますが、

昆虫類から蛇などの小動物まで幅広く捕食するため、放流は禁止されているそうです。

 

ナマズ

今はほぼ全国で分布しているさかな。北海道については自然分布ではなく、

本州から持ち込まれたワカサギ類笛に混入して放流されたとみられています。

 

ヌマガレイ

海の水が混じる川の河口にたくさんいるそうで、

特に石狩川の河口でよく釣れるそうです。

カレイは普通背びれを上にすると体の右側に目がついていますが、

ヌマガレイは左側に目があります。

 

他にも、こんなにたくさんの生物を展示しています。

ぜひワールドネットレンタカーの車と共に

真駒内公園での散歩も楽しんで、札幌市豊平川さけ科学館にも立ち寄って見てくださいね!

 

 

札幌市豊平川さけ科学館

住所:〒005-0017 北海道札幌市南区真駒内公園2−1

 開館時間: 9:15~16:45

休館日:毎週月曜日(祝休日の場合は次の平日)、年末年始(12/29~1/3)

入館料:無料

駐車場:4/29~11/3の土日祝休日のみ有料 (真駒内公園駐車場共通)

札幌市豊平川さけ科学館のホームページ