2020年7月に開館したウポポイ(民族共生象徴空間)。
ウポポイはアイヌ文化の復興・発展のための拠点として設立された日本初の国立博物館です。
豊かな自然に抱かれたポロト湖のほとりで、
アイヌ文化の多彩な魅力に触れることができるこの場所を
やっと行ってくることができ、皆さんに紹介したいと思います!
ウポポイは札幌から車で約1時間、新千歳空港から約40分のところにある白老に位置しています。
駐車場は1回500円、第2駐車場まであります。
いざないの回廊
駐車場と体温チェックの場所を通りますと早速現れる場所!
北海道の深い森の中にいるような道が続いていました。
隠れているいろんな動物の影を探してみてください。
歓迎の広場
いざないの回廊を抜けると大きな広場が来場者をお迎えします。
簡単な軽食やデザート、お土産などを販売しているお店もあります。
エントランス棟
食堂やお土産ショップ、そしてチケットブースがあるところです。
ここから向こうになる有料エリアに入りますと、
アイヌの歴史や文化を学ぶことができる博物館から、
いろんな体験ができるプログラム、そしてポロト湖のきれいな自然まで楽しめます。
ウポポイを100%楽しみたいなら、チケットは2枚が必要です!
ウポポイの入場チケット(有料)と、博物館入場整理券(無料)です。
博物館は時間別で200人ずつの人数制限があり、完全予約制。
土日祝日、又はゴールデンウィークなどの連休に行く予定でしたら
事前に予約をしてから訪れることをおすすめします。
まずは国立アイヌ民族博物館から!
1階にはシアター、ライブラリ、ミュージアムショップなどがあり
他に総合案内や授乳室、コインロッカーなどもあります。
2階は基本展示室、また特別展示室があり
1階で博物館入場整理券(無料)のQRコードをスキャンしてから2階に行けます。
整理券に記載のある時間を1時間以上経過したら、入場できなくなりますのでご注意ください。
2階ではパノラミックロビー /Panoramic Lobby が現れ、
ポロト湖一体を展望することができます。
基本展示室から入りましょう。
フラッシュを使用しなければ、写真は自由に撮ることができました。
すべての展示は、アイヌ民族の視点で「私たち」という切り口で語る構成になっていて
説明にもアイヌ語仮名で併記されています。
「ことば」、「世界」、「くらし」、「歴史」、「しごと」、「交流」の6つのテーマをアイヌ民族の視点で紹介しています。
特別展示室ではテーマを変えながらいろんな展示会が行われるそうです。
アイヌの技術をX線CT装置で分析した内容でした。
詳しくはウポポイに行って直接確認してください!
他にも体験型のプログラムもいっぱいあります。
工房ではアイヌの手仕事に関する解説とともに、工芸家による民工芸品製作の実演が行われ、
長く受け継がれてきた技術を間近に見学できます。
気軽に木彫りや刺繍の体験もできます。
この日は着物が作られるところを目の前で見ることができました。
伝統的コタン
チセ(家屋)群が再現され、アイヌの伝統的な生活空間を体感できるエリアです。
儀礼への参加や見学ができます。コロナで民族衣装を試着して写真撮影をすることはできませんでした。
見学中、ポロチセでアイヌのくらしと文化解説「コタンの語り」に
無料で参加できると案内されました♪
アイヌの子守唄
ムックリ演奏
他にもプログラムが終日たくさん続いていますので
スケジュールに合わせていろいろと参加して見てください。
(一部有料、予約必須のプログラムあり)
ポロト湖の眺めも最高
ウポポイにある「草木の見本園」では、
アキタブキだけが春を知らせていました。
これからもっといろんな植物が顔を出してくれるでしょう!
白老にあるウポポイもぜひワールドネットレンタカーの車で訪れて見てください!
ウポポイ(民族共生象徴空間)
住所:〒059‐0902 北海道白老郡白老町若草町2丁目3
開園時間:時期により異なるためこちらで確認
閉園日:月曜日(祝日または休日の場合は翌日以降の平日)
予約: https://ainu-upopoy.jp/reserve/